姉は、友達と一緒に渋谷にあるイラストのスクールに通っています。小さい頃から絵が上手くて、趣味としてもイラストを描いていたようですが、本格的に目指すものができたようで、一生懸命に習っているようです。母から言わせれば、遊びに見えるようですが、姉は夢があるようでした。親は誰でも固い仕事をさせたがる、そんなどこにでもある会話が毎回熱意を持って繰り返していました。
夢とは何か、姉は童話作家になりたいと聞きました。今、プロの先生に教わっているそうです。イラストといっても、動きのある絵が面白いと私も思うし、それが仕事になったときは、きっと嬉しそうだろうなと思いました。本当に絵本作家としての道ができるのかどうか、それは誰にも分からないけれど、挑戦する気持ちは大切かなと思いました。才能がある人は羨ましい限りのチャンスだと私は思います。だからこそ、母の言葉が気になりました。
もし、私にも姉のような才能があったら、きっとチャンスを手にしたいと思うだろうと考えました。密かに応援したいと思うのですが、姉も気が強く、敵を作りやすいので、母の言葉がきつくなります。母に姉のことをフォローすると「私だって、夢を叶えて欲しいと思っているけれど、あの子は、気が弱いから、励ましているだけよ」と、ニコっとして言いました。心の奥では応援していることを知りました。姉も分かっているようでした。夢実現は、チャンスと運が必要です。プラス思考で頑張って欲しいです。